和歌山市の観光名所や、和歌山市の歴史を感じながら、休日を過ごせるスポットを紹介していきます。
歴史情緒あふれる和歌山市から、今回は和歌浦地区についてご紹介します。
紀州東照宮の隣の天神山には和歌浦天満宮が鎮座しています。和歌浦天満宮にはお参りのほか、子供の頃に正月の書初めで訪れたという方も多いのではないでしょうか。
平安時代、菅原道真が大宰府に流される際に和歌浦に立ち寄ったことから和歌浦天満宮が建立されたと伝えられており、江戸時代には大宰府天満宮、北野天満宮とともに日本の三菅廟と称されました。
現在の社殿は和歌山城主であった浅野幸長によって再建されたもので、国の重要文化財にも指定されています。登ったところにある楼門は一間一戸門としては日本最大級のもので、正月の書初めはここで行われます。
社殿の手水(ちょうず)には御神牛が置かれています。また、たくさん並べられた木彫りの鷽鳥(うそどり)が参拝者を出迎えてくれます。
また、山の麓の御手洗池(みたらいいけ)は古くは神社の清めの川であり、和歌浦湾に繋がっていました。現在桜の名所としても知られる公園となっています。
御手洗池から臨む天満宮 御手洗池
次回も和歌浦地区についてご紹介させていただきます。是非ご覧ください。
第1回はこちら https://www.wakayama-jc.net/?p=6174
第2回はこちら https://www.wakayama-jc.net/?p=6262
第3回はこちら https://www.wakayama-jc.net/?p=6343