【受賞者】 宮井 愛子(ピアニスト) 様
「アゼリア賞」の名称は、和歌山市の花-つつじ-を意味したものです。
和歌山青年会議所は1987年に地域文化の発展を願い、「和歌山青年会議所文化振興基金」を設立しました。これは和歌山を芸術性の溢れる魅力ある街にすることを目的として、文化活動を通じ、和歌山の名を全国並びに海外に高め、かつ地域の文化振興に寄与していると認められる将来を嘱望される個人、団体に「アゼリア賞」を授与し、育成・援助するものです。
近年は、アゼリア賞の受賞者選考と支援を交互に行っており、本年は第24回目のアゼリア賞の受賞者を選考する年でありました。厳正なる審査の結果、第24回アゼリア賞の受賞者が決まりました。
【プロフィール】
和歌山市出身。京都市立芸術大学音楽学部ピアノ専攻卒業。’15年、FUGA国際音楽コンクール金賞、アーティスト部門最優秀賞・ピアノ部門最優秀賞を受賞。’00年、和歌山県高等学校ピアノコンクール第1位 県教育長賞受賞。ドイツリート国際夏期講習(ドイツ)受講、演奏会出演。ポーランド国立クラクフ室内管弦楽団(’96)、和歌山市交響楽団(’08・’14)、関西医科学生交響楽団(’17・’19)とコンチェルト共演。’12年、南紀災害復興支援チャリティーコンサート開催。旧和歌山市民会館主催リサイタル開催(’15年・’20年)。’18年、ドラマ「花のち晴れ」第1話(TBS)にピアノ演奏の出演協力。’05年より毎年オペラ協会公演に携わり幅広く活動。後進の指導も行っている。’21年、令和三年度和歌山市文化奨励賞受賞。和歌山文化協会洋楽副部長、日本ドイツリート協会、和歌山市民オペラ協会、日本演奏連盟、各会員。