和歌山市の観光名所や、和歌山市の歴史を感じながら、休日を過ごせるスポットを紹介していきます。
絶景の宝庫である和歌山市の中から、今回は雑賀崎地区についてご紹介します。
前々回は雑賀崎の景色や漁港、前回は歴史スポット等についてご紹介させていただきましたが、今回は雑賀崎近隣の、家族で遊べるスポットを紹介いたします。
まずは浪早ビーチです。浪早ビーチは雑賀崎の南側に位置する田ノ浦地区にある海水浴場です。ビーチは遊具もある公園となっており、年間を通してバーベキューをすることもできます。浪早ビーチは湾内にあり非常に波が穏やかなため、安心して浜辺での水遊びや岩場での磯遊びを楽しむことができます。
堤防では海釣りを楽しむことができ、アジやイカなどが釣れるようです。取材日は天気が良かったこともあってか、2月の寒い日にもかかわらず多くの釣り客で賑わっていました。
また、雑賀崎隧道(雑賀崎トンネル)からこの浪早ビーチを経て、和歌浦漁港までの海岸沿いは遊歩道で繋がっており、散歩することができます。
もう1つは水軒公園です。20年程前まであった南海和歌山港線水軒駅とその線路の跡地に造られた公園で、小さなフットサルコートと2つのドッグラン、運動用アスレチックのある健康広場で構成されています。駐車場もありきれいに整備されているため、休日になると非常に多くの人が犬を連れて訪れます。
水軒付近は1965年頃に埋め立てられて現在の和歌山南港が造られる前は水軒浜という遠浅の砂浜で海水浴場としても人気だったそうです。この水軒浜には江戸時代に造られた石積みの大規模堤防である水軒堤防がありました。水軒公園にはその一部が移築され、保存されています。
また、雑賀崎工業団地には「わかやまスケートパーク」があります。こちらも休日は大人から子供まで多くの人が、東京オリンピックで大きく話題になったスケートボードを楽しんでいます。
水軒公園 水軒堤防(移築) わかやまスケートパーク
今回で3回目となる和歌山市雑賀崎地区の紹介もこれで最終回です。次回は和歌山県立博物館、近代美術館についてご紹介します。是非ご覧ください。
第1回はこちら https://www.wakayama-jc.net/?p=5707
第2回はこちら https://www.wakayama-jc.net/?p=5743