和歌山市の観光名所や、和歌山市の歴史を感じながら、休日を過ごせるスポットを紹介していきます。
今回は和歌山市から飛び出し、和歌山県の中紀地域についてご紹介します。
11月5日は「世界津波の日」です。現在の和歌山県有田郡広川町を舞台とした「稲むらの火」をご存じでしょうか。濱口梧陵という実在の人物の逸話を基にした話で、災害に対する防災の意識の大切さを教えてくれます。濱口梧陵は安政南海地震における津波の被害から村人を守るだけでなく、復興事業に私財を投じ、また地震後に堤防を築いて防災に努めたことで知られています。現在、和歌山県立博物館においても特別展「濱口梧陵と廣八幡宮」が開催されていますが、広川町にある稲むらの火の館(濱口梧陵記念館・津波防災教育センター)では防災の知識に触れることができます。
和歌山青年会議所も、11月3日(木)に社会福祉法人和歌山市社会福祉協議会さま主催の災害ボランティアセンター設置・運営訓練に参加する予定です。この機会に、防災について一度皆で考える機会を作ってみてはいかがでしょうか。